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   『FR…売上請求』の受付処理の特徴
A. 開発当初の基本目標
以下の2つの開発目標を掲げました。
【1】 お客様に納得していただく請求明細書を作成する。
【2】 受付処理の作業時間をできるだけ短時間で行なえるように
【1】お客様が理解しづらい箇所はできるだけ多くのコメントを挿入し、使用した部品は必ず工賃の直下に表示するようにする。【工賃及び部品を固めて表示すると、『この部品は何の修理で使用されているの不明』との問題が発生します。】
そこで、開発目標を以下の具体的な形として設定しました
【1】 市販のパッケージの機能は全て網羅する。 基本的機能
【2】 ワープロ的感覚で入力できるようにする。 B.ワープロ感覚とは?
【3】 修理歴の活用を図る。 VOL.013を参照
【4】 マスターありきの考え方を打破する。 受付途中でマスター登録可能
B. ワープロ感覚とは?
市販のパッケージには工賃は工賃の入力画面・部品は部品の入力画面と言うように個々の請求項目により一括で入力処理し、その内容を作表するのみのレベルの低いものとか、行単位で入力するが、画面単位での処理のため、実際の請求書のイメージとはなっていない場合があり、良いパッケージとは言えません。
CO−STARでの受付処理は以下の機能を有しています。
【1】 全画面表示機能 入力行の上部も同時に見ることができます。
【2】 スクロール機能 行単位で画面が上下します。
【1】により請求明細書のイメージで入力作業ができ、各行までの合計金額が表示されますので、見積処理では便利な機能となります。
【2】のスクロール機能のため以下の操作があります。
ファンクション 機能名 作業域の表示内容 明細表示欄
Page Up   1行前の明細 1行分下に移動します。
PageDown   1行後の明細 1行分上に移動します。
『F7』 挿入 サブメニュー 変化せず
『F8』 削除 1行後の明細
『F9』 処理 作業中 サブメニュー 1行分上に移動します。
サブメニュー 最終画面  
『F10』 先頭 1行目の明細 何も表示しません。
『F11』 最終 サブメニュー 最終頁を表示します。
『F17』 前頁 10行前の明細 前頁を表示します。
『F18』 次頁 10行後の明細 次頁を表示します。
『Lax実行   指定行の明細 指定行以前の10明細を表示
実際の入力のためのコマンドは以下の通りです。
コマンド 内容 サブメニュー
『F1』 工賃 『F1工賃』、『F2鈑金工賃』、『F3塗装工賃』、『F4その他工賃』
『F5外注』、『F6外注工賃』、『F7工賃値引』、『部品値引』
『F2』 部品  
『F3』 油脂・補材  
『F4』 経費関係 『F1深夜手当』、『F2アイドル』、『F3サービスカー』、『F4宿泊』
『F5高速道路』、『F6フェリー』、『F7運賃』、『F8その他』
『F5』 売上関係 『F1車輌代金』、『F2販売手数料』、『F3賃貸料』
『F4運送代行料』、『F6部品手数料』
『F6』 注釈  
『F12』 見本  
C. まとめ
上記の如く、明細表示領域と作業域の2つの領域を準備したことにより、ワープロ機能の取り入れが可能となりました。
又、各処理項目に対応した作業域を設定することにより、検索・入力項目の簡素化【余分な項目の除去】ができ、入力作業の軽減されます。
『F12見本』を使用することによるメリットとも合わせて、CO−STARの受付処理【レンタルも同様】は『使い易さ』を強調するシステムとなっています。
こぼれ話
ある建機の修理工場のフロント担当者の話です。
うちの請求書は工賃は工賃、部品は部品の形式で作成しているので、請求書送付後に『この部品は何のために使ったか?』との問合せがあり、ついでに値引依頼もされてしまう。又、売掛金管理は残高管理のみであり、残高をを修正するなり、次回で値引を考慮すればよいが、請求明細書から変更せねばならない場合手書きで対応している。手書きで了解してくれない場合には再度受付処理から請求明細書を発行した後削除で対応している。うちのコンピューターは印刷機替りですよ!
こんな無駄な時間を費やすのなら、その時間、外の有益仕事をしたい。しかたなく、手書きしている。』といわれた。
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