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   《学習機能について》 修理歴の活用
A. 学習機能とは
ワードやexcel等で使用している日本語管理でご存知と思いますが、直近に入力した文字が記憶され、次回使用時に優先的に取り込むことを学習機能といいます。
CO−STARでは『TE…手形管理』の相手先銀行で学習機能を取り入れ、外に『流用』と言う機能で過去に登録されているデーターの活用を積極的に採用しています。
この過去のデーターの活用の中で『修理歴』について以下に説明します。
B. 修理歴について
修理歴ファイルは売上処理を行うと同時に保存されるファイルであり、CO−STARの仕組みでは有史【導入時から現在まで】で保存しています。もちろん、データー量の増大を防ぐ意味から整理する機能【整理目的から3種類のプログラム】を用意しています。
売上処理では修理歴ファイル以外に請求明細書発行のための納品ファイル及び売掛金管理のための台帳ファイルも同時に作成しています。以下の表で納品ファイルと修理歴ファイルの相違を説明します。
ファイル 保存期限 主目的 内容
納品ファイル 顧客設定月数
【MAX24月】
請求書発行 請求明細と同内容
売上取消の元データ
月次管理資料
修理歴ファイル 有史 @修理カルテ【検索】 コメントは保存しない
不要管理項目は削除
A各種管理資料
Bデーターの再活用
C. 受付処理での実例
受付処理での明細入力は工賃・部品・経費及びを注釈を入力します。この作業は結構入力に時間を要します。CO−STARではこの入力作業の軽減を図る目的で、見本【サンプル】機能を準備しており、サンプルb入力するだけで数行〜数十行の明細を一度に入力する機能があります。
このサンプルは納品ファイル及び修理歴ファイルより修理目的に応じて予め作成しておきます。
他ソフトでのこの機能比較
作成ファイル 登録作業 登録内容
他ソフト 構成マスター ハンドで入力 工賃のみの展開
CO−STAR サンプル・マスター 既存データー流用 部品・コメントも含む
尚、このサンプルは使用頻度が大きい場合に作成しておく場合が多く、サンプルが無い場合でも直接修理歴ファイルより展開処理できる機能が今回のテーマです。
ファイル 作成条件 抽出条件 作成内容
サンプル 先に登録しておく必要あり 全て選択する コメントあり
修理歴 直接使用可能 ライン毎に選択可能 コメントなし
《操作例》
@ サンプル画面で『F22新規』を押します。
受付ヘッドで指定した車輌に関する修理歴が表示されます。
A 修理歴の中から対象データーを選択します。
B もし、他の車輌の修理歴を使用するのであれば、取引先からか、製品群+車種からの検索を行い、他の車輌の修理歴を受付処理に反映することができます。
こぼれ話
ある建機の修理工場の受付担当者以下のようなことをつぶやいていました。
   A氏『対象となる製品が多く、電算化等できるわけがない!』
   B氏『製造ラインで働く友達がルーチンワークで仕事が面白くないと言っているが、修理作業
    も製品数が多いといえども故障する箇所は同じであり、ルーチンワークに変りはなく、
    同じような請求書を締日に集中して作成すのがあほらしく、なんとかせねば!』
    問題意識を持って初めて改善につながるの筈です。
ワープロ全盛期にあるセミナーに出席していたお客様が『修理カルテはあるが、複写・貼り付の機能があれば便利なんだが』との意見が出されました。この便利さを追求した機能が今回のテーマです。