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   一般会計での共通部門費の一括展開について
A. 共通部門費とは?
部門別管理を行っており、部門数が多くある場合に用いられる機能です。
!!!もちろん、無くても差し支えありません、!!!!
給与・役員報酬・賞与・報奨金等の仕訳を個人単位に又は部門単位に入力するのが大変です。
この場合支給した部門で全員の仕訳を1伝票のみ起票し、各部門への配賦はあるルールにより計算機で自動的に行う処理です。
市販のパッケージにはこの機能はほとんどありません。
B. 配分方法
会計名称マスターに登録している各部門の人数割りで行います。
但し、給与等は全部門に割り振り、報奨金はサービス部門と営業部門とに配賦するので、 そのための分類コードが設けられています。
C. 展開の例
《名称マスターの部門登録》  
コード 部門名 展開 人数 ここでは【従業員給与/現金】で説明します。
001 本社   10人
021 A営業所…営業】 8人 又、パラメーターの表示区分は『1』です。
031 B営業所…営業】 5人
041 C営業所…営業】 4人 【表示区分が『0』の場合には部門マスターの展開区分『1、2』を対象とします。
022 A営業所…サービス 5人
032 B営業所…サービス 4人
042 C営業所…サービス 2人 表示区分が『1及び2』の場合には、合致した展開区分のみを対象とします。】
       
       
伝票 発行部門 発行 借方 金額 貸方
部門 科目 部門 科目
TEST01 001 H01−01 001 従業員給与 4,622,000 001 現金
@ 全人員を足す。【8+5+4=17】
A 4,622,000/17=271,882.359
B 四捨五入を行い、1人の単価を271,882円とする。
C 入力部門以外の部門の振替金額を算定する。
271,882×8=2,175,056
271,882×5=1,359,410
3,534,466
D 最後の部門には小数差額を充当する。
4,622,000−3,534,466=1,087,528
E 上記の結果で仕訳ファイルを作成すると。
伝票 発行
部門
発行 借方 金額 貸方
部門 科目 部門 科目
TEST01 001 H01−01 001 従業員給与  4,622,000 001 現金   
000908 021 K#0003 021 従業員給与 2,175,056 001 従業員給与
000908 031 K#0003 031 従業員給与 1,359,410 001 従業員給与
000908 041 K#0003 041 従業員給与 1,087,528 001 従業員給与
 こぼれ話
@. 商談を行っている相手先より、共通部門の機能がないソフトならいらないと言われたことがありました。
A. 多部門を有し、しかも部門別会計処理を行っている会社で、共通部門費の展開処理がない場合には、会計部門に1人増員せねばならないと言われました。
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