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上記のような体制で各営業所で合計請求書作成処理(締日更新処理)を行う場合を考えてみましょう。 |
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1 |
基本的な排他制御の機能としては、 |
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@ |
レコード・ロック【レコード単位でロックします。】 |
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A |
ファイル・ロック【ファイル単位でロックします。】 |
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の2通りがあります。 |
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2 |
レコード・ロックは同時に同じレコードを更新しようとしますから、必要不可欠な処理です。ファイル・ロックは月次更新処理等のように全社一括処理を行う上でレコード・ロックと同様に同時に更新される危険性が多く生じるために、この機能がなければ、システムの整合性を損なう恐れが生じます。 |
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3 |
ところが、合計請求書作成処理は一括処理を行うという意味でファイル・ロックを掛けて変更処理すると、他の9部門はその処理が終るまで待たねばなりません。 |
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CO−STARには部門単位に締日処理する以外に個別取引先単位で締日処理を行うことができますので、ある締日でみると数十〜数百単位の交通整理の必要が生じます。 |
1拠点の場合でも、法人/個人、自動車/重機/レンタル/リース等の部門を設定している場合にも同じ考慮を図る必要性があります。 |
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そこで、CO−STARではプログラムと使用ファイルの関係テーブル【排他レベル】を設定し、プログラムが起動する度に部門と使用ファイルの状態をチェックする部門別ファイル・ロックの機能を備えています。 |
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部門別ファイル・ロックの機能を利用して、各部門が自由に処理を行う体制が取られます。 |
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もちろん、部門内では、売上処理/入金処理等と締日処理は同時にはできませんが、複数の売上処理/複数の入金処理はレコード・ロックが発生しない限り1部門で複数同時に処理することが可能です。 |
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