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SEQ 項目内容 詳細 備考
2161 個別入金と一括入金との違いについて
2162 個別入金時の立替金の処理について
2163 個別入金時の電卓機能の使用方法
2164 赤請求に対する個別入金処理について
2165 個別入金時の過入金入金処理について
2166 一括入金時の過入金発生のロジックについて
2167 自動仕訳による『AC…一般会計』への連動説明
2168 翌月入金の取扱いについて
2161  個別入金と一括入金との違いについて
CO-STARの売掛金の消込はファイルの上では個別消込を行っています。
この対応はどの売掛金が未入金なのか確実に管理するためです。
個別入金処理を行うと売掛金1行毎に入金情報を入力する必要があります。顧客から必ず、古い売掛金の入金があるなら、FIFOで処理できる筈です。
以上のことにより、個別入金処理の簡便化された処理が一括入金処理です。
2162  個別入金時の立替金の処理について
車検などの諸費用を別途管理している場合には当該設問は関係ありません。
諸費用を売掛金と処理している場合の話です。
諸費用を本体の修理費以前に先に支払いせれることはおおいにありうることです。
この場合には、個別入金処理を使用して、対応するデーターに入金処理を行ってください。
個別入金処理画面の残一覧画面で『C12』を押すことにより、請求残の項目の箇所に立替金が表示されますので確認することができます。
  2163  個別入金時の電卓機能の使用方法
支払案内処理を受け取り、個別入金処理を行うこができればいいのですが、入金総額のみ分かっている場合には対応するデーターを処理しながら、表示される合計入金額とチェックしなければなりません。
個別入金処理のヘッド画面でこの入金総額を電卓金額項目に入力しておくと、入力した消込情報で自動的に残高計算を行えるので消込作業が軽減されます。
  2164  赤請求に対する個別入金処理について
赤請求に対する入金処理は『個別入金処理』で取り扱います。
赤請求に対するマイナス金額を入金することにより処理されますが、実際の入金ではないため、入金ファイルは作成されず、管理用としての過入金ファイルが作成されます。
赤請求の一連のファイルの動きを以下に図示します。
処理 台帳ファイル 過入金F
 処理日  作業 自社 売上日 請求額  累積
入金額
金額
00-12-08 売上 TEST01 00-12-08 84,000      
00-12-23 売上 TEST02 00-12-23 -6,300      
00-12-25 赤入金 TEST02 00-12-23 -6,300 -6,300 6,300
00-12-25 過入金 TEST01 00-12-08 84,000 6300 6,300
      『00-12-25』での合計 77,700 0   0
つまり、赤請求が発生した場合には以下の作業が発生します。
@ マイナス入金の処理を行う。
A マイナス入金で過入金が発生するので、過入金入金を行う。
CO−STARの標準機能として、4.を同時に処理する『相殺』機能がありますがこの場合の過入金入金処理は自動で行うため、どの自社bノ処理を行うか、判断がつかないため目的とする自社bノ処はありません。
『相殺』を行う場合には、この点を充分留意してください。
  2165  個別入金時の過入金入金処理について
支払案内処理を受け取り、個別入金処理を行うこができればいいのですが、入金総額のみ分かっている場合には対応するデーターを処理しながら、表示される合計入金額とチェックしなければなりません。
@ 本来の過入金《売掛金より多くの入金があった》の場合。
A マイナス入金の処理を行った場合
B 締日及び月次処理が終了している場合に売上変更を行こない、対象としたデーターに既に入金がなされている場合。
過入金区分
コード 内容 備考
過入金入金 過入金の実績をマイナスする。
マイナス入金 過入金の実績をプラスする。
売上取消
過入金発生
前受金
過入金返金 過入金の実績をマイナスする。
【注意】…ファイルの中ではプラス・マイナスが逆で管理!
過入金入金処理は個別入金処理で『過』の項目に『Y』を入力することにより処理することができます。
過入金入金を行うと以下の処理がなされます。
@ 台帳ファイルの累積入金欄に過入金入金額をたします。
A 取引月次ファイルの当月過入金金襴から過入金入金額をひきます。
B 過入金ファイル【過入金区分『4』で作成】を作成します。
過入金処理と通常の処理を同時には処理できません。注意
  2166  一括入金時の過入金発生のロジックについて
個別取引で過入金が発生するわけではありません。
そこで、CO−STARでは個別入金処理では過入金発生の処理はおこなわずに、一括入金処理で取り扱うようにしています。
処理を行うと以下の処理がなされます。
@ 最初(伝票bェ最小)の入金データーに入金がなされ、過入金情報も設定されます。
A 台帳ファイル上での消込みは過入金がなかったと同じように処理されます。
B 過入金は次の売掛金のための原資となるべく、月次情報ファイルに記憶されます。
C 月次記憶ファイルは状態維持の機能だけなので、明細として過入金ファイルに実績を書き込みます。【過入金区分『4』で作成】
  2167  自動仕訳による『AC…一般会計』への連動説明
管理マスターの『AC連動』が『1…AC連動』及び『2…手形連動』の状態の時に処理を行います。
入金内訳に対応する科目はACの取引形態マスタに以下のように登録しておきます。
入金内訳 科目 銀行 取引形態 備考
現金 1111 現金 × 901  
預金等 1112 当座預金 902 AC側の銀行コード
手形 1121 受取手形 × 903  
相殺 4172 仮受金 × 904  
値引 8191 売上値引戻高 × 905  
振込料 8466 雑費 × 906  
その他   × 907〜910の6行×4=24設定
その他には協会費や雑費などで売掛金を充当しそうな入金内訳を複数登録しておき、発生した金額を対象の入金内訳に入力して処理します。
処理するこにより会計データを作成し、仕訳ファイルを作成します。
自動仕訳されているので、バウチャーとして会計伝票を発行しておきます。
もし、10社よりの振込があった場合を考えると、10枚の伝票の発行が考えられます。そこで、管理及び経費を考慮してリナンバー(6行明細に集約)を行い2枚に押さえます。
【通常、入金されて作成される会計データの発行bヘ『H−JIDO』となっていますが、リナンバーされた後では『R−JIDO』と変化します。】
入金削除を行うと自動的に仕訳ファイルも削除されます。
もし、仕訳処理を行っていると仕訳ファイルに存在せず、エラー・メッセージが表示されます。
【この時、入金削除を強行する場合には『C24』を押すことにより処理することができます。】
  2168  翌月入金の取扱いについて
締日毎に顧客に対しての合計請求書を作成するには、締日までの入金処理を行っておけば良いことです。
ところが、ACの自動仕訳を行っていると締日は無視して発生ベースで入力を行います。
締日以降の入金データは翌月に処理したいデータであり、締日の処理には関係ないデータです。【台帳ファイルの累積入金額や当月入金額などには反映させたくありません。】
そこで、翌月入金データ(締日以降入金)は翌月入金フラグを『1…翌月入金』にして、単に入金ファイルを作成するだけで、台帳ファイルへの処理は行わないようにしています。
【もちろん、ACへの連動は行います。】
締日更新処理の中で翌月入金フラグが『1…翌月入金』のデータは『0…通常入金』に戻すと同時に通常の入金処理も行います。
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