システム体系図
 (各サブシステム説明)
Web検索
システムの機器構成
システムの販売価格
Q&A
貴社システムの評価
ハイパーリンク関係
汎用ソフト…公開
知ッ得情報
他業種への展開
オートデモについて
思考力UPへの挑戦
システム特徴 F−GEN 概観 サンプル お試し
ハイパーリンクのためのファイルを作成します。
エンドユーザが直接データを自由に操作するEUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)は、データ分析に欠かせないものとなりました。
しかし、システムのデータ構造についての知識がない、エンド・ユーザーにとって、データを操作することは難しいのではないかと思われます。
これを、簡単にしようとすると、エンド・ユーザー向けにデータベースを再定義し、データをコピーすることが具体的な方法の一つでした。
F−GENは、事前にしかも自動的にユーザーがアクセスできるデータの定義、データファイル間の関係などを作成し、AS400の基幹業務のデータをそのままエンドユーザーが操作できる機能を提供します。
1] データーは自動収集
ライブラリーを指定するのみでそのライブラーに登録されているオブジェクト一覧を表示し、今回ファイル処理を行うオブジェクトを選択することにより、
1. ライブライーとオブジェクト(キー情報も同時に取得)
2. オブジェクトとフィールド
                  の関係のファイルを自動的に作成します。
@ オブジェクト選択画面で不要なファイル(テスト用、バックアップetc)を非表示にすることにより、次回選択画面では表示されません。
A 個人情報保護や会社の機密ファイルにはパスワードを設定することができます。
B オブジェクトとフィールドの関係はTOOLBOXのファイルレイアウトの機能と同等の情報を画面表示することがでます。
2] 事前準備作業
事前準備作業は以下の3作業があります。
もちろん、事前準備作業を行わなくてもファイル作成を実行することはできますが、QUERYやCPYFと同等の機能しか発揮できません。
@ 親ファイルの登録
ヘッドファイルと明細ファイルのように2つのファイルでデータを登録している場合に、明細ファイルからの展開で常に親(ヘッド)ファイルの情報を付加して処理したい場合に、明細ファイルの情報に親ファイルを登録しておきます。
A フィールドの登録
ファイルの項目は数個から数百ある場合があり、実際に使用したい項目にはおのずと順位が付けられると思います。
又、内部計算項目や空白・予備など最初から項目選択不要なものもあります。このように、非表示や順位(1〜9)を登録します。
又、ある項目をキーとして他のファイルの翻訳情報を入手する場合も、項目単位に登録します。
【例】ファイルに取引先コードと請求先コードが存在しており、それぞれの会社名を翻訳する場合。
   翻訳する取引先マスターのライブラリー・オブジェクト及びキーを登録します。
【例】担当者や部門等の翻訳ファイルが識別コードを利用して1つのファイルに集約している場合。
   翻訳する名称マスターのライブラリー・オブジェクト及び識別を登録します。
この翻訳のための項目は2つ登録することができます。
B 結合ファイルの登録
  当月出荷実績ファイルと累積出荷実績ファイルの関係のように、同じ項目を有し、1つのファイルとして取り扱う論理ファイルとして結合ファイルがあります。
結合ファイルと元になるファイルの登録を行うことにより、結合ファイルの展開も行えます。
3] プログラム作成作業
プログラムの作成は以下の7画面で行います。
ただ、選択する項目により少ない画面で作成されることもあります。
@ プログラム番号の指示
プログラム番号及び処理(初期・変更・削除・実行)を入力します。パスワードを要求される場合もあります。
A 基本ファイル・作成ファイルの指示
初期の場合の場合には、プログラム名及び検索のため分類コードの入力が必要です。
基本ファイルとは展開作業の中心となるファイルです。
作成ファイルはどこのライブラリーにどのようなオブジェクト名でどのように(追加・初期・置換)作成するかを指示します。
B ファイルの選択
  基本ファイル・親ファイル・翻訳ファイルの一覧表が表示されるので、今回使用するファイルを選択すると同時にそのファイルの項目どのレベル(順位)まで表示するかを入力します。
C 追加フィールドの入力
ファイルの中には単価と数量だけしかなく、単価×数量=金額の場合の金額が無いような場合、『10000円以上の金額を抽出せよ!!』の抽出条件がある場合に新たなフィールドを作成します。
D フィールドの選択
B及びCでの結果でフィールドの一覧画面が表示されるので、作成する項目及びその順番を選択します。又、条件式を作成する項目も同時に選択しておきます。
項目の選択には自動採番(全てを前から選択)及び順序整列の機能があります。
E 条件式の入力
Dで条件式を入力するとした項目の一覧画面が表示されるので式を入力します。
8ブロックの入力が可能で、1ブロック内での項目間はAND条件となります。又、項目内での複数の式はOR条件となっています。
F 最終確認画面
これまで、作業の確認画面であり、唯一作成ファイルのフィールド名の頭部の識別コードを入力します。
作成されるフィールド名はこの識別コード+Dでの順位です。
別途、『フィールドの設定』で任意のフィールド名を設定している場合は入力する必要はありません。
4] プログラム作成での便利な機能
@ CO−STARファミリー同様にライブラリー・オブジェクト・フィールド及びプログラム・識別コード・分類コードについて連鎖検索を使用することができます。
A ライブライーやオブジェクトを入力する時DUPキーを使用することにより、最適なライブライー及びオブジェクトを自動入力してくれます。
B ファイルの選択時にオブジェクトにカーソルを合わせて検索すると、そのファイルの全部のファイルレイアウトと順位が確認でき、順位の位置にカーソルを合わせて検索するとその順位以内の項目を確認することができます。
C 条件式の入力で前ブロックの複写機能があり、入力の軽減を図っています。
D 各画面での保存機能があるので、途中で中断してもそれまでに入力した内容は再度入力する必要はありません。
E このプログラム作成ではありませんが、プログラムの複写機能が別途ありますので、少し条件を変えて処理する場合に、入力作業を軽減することができます。
5] 機能の制限事項
このプログラムはRPGを作成するプリコンパイラーのようなもので、RPGの機能から以下のような条件が存在しています。
@ RPGコンパイラーを使用するため、コンパイル時にライブライーリストにライブラリーが存在しておく必要があります。
A RPGの要件からライブラリー名は10桁、オブジェクト名は8桁、フィールド名は6桁のデータしか取り扱えません。
B 作成オブジェクト名は7桁以内で設定してください。これは、システム内でレコード名を設定する時にオブジェクト名+’R'で設定しているからです。
C 条件式の項目数は98個がMAXとなっています。
又、項目内の条件式は9個がMAXとなっています。これ以上の条件を記述する場合はブロックを変えて記述してください
条件ブロックのMAXは8個です。