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   工賃計算について
A. 作業マスターの概要
CO−STARでの工賃計算は作業マスターを使用して行います。この作業マスターは製品群単位に設定するような仕様となっています。
作業コード 作業内容 数量
単位
工数
金額
掛算
区分
車種
01 02 03  〜  45
Sxxxxxx1K エンジン脱着 工数          
Sxxxxxx2K ボルト交換 工数          
Sxxxxxx3K 半年点検 金額          
作業マスターのキーは作業コードであり、次章でその詳細説明をしています。
1つの作業コードには45個の車種に対応する工賃及び金額を設定することができます。【製品群単位で設定することができるので通常24×45=1080できます。】
上記に記してある通り、指数としては工数・金額のいずれかを選択することができます。
B. 作業コード
作業コードは以下の体系となっています。
 1   2   3   4   5   6   7   8   9 
製品群 作業コード 区分
製品群は『A〜X』を使用してください
製品群『Y』は原因コメントとして使用しています
製品群『Z』はコメントとして使用しています。
多種類の製品を扱っている場合にはカタカナを使用することができます。
作業コードは7桁あり自由に登録してください。右スペースとなってもかまいません。
区分は通常『0』を登録します。1つの作業コードで複数作業内容を表示する場合には『1〜8』で使用してください。
区分が『9』は掛算区分と一緒に使用される機能コードで同一作業で2つ以上の修理・交換があった場合に2つ目以降の工数が違う場合に使用します。
C. 工賃計算のロジック
入力するのは真中の作業コードを入力します。
製品群は受付処理のヘッド画面で確定されているので、その製品群を充当します。
区分には『0』をセットします。
上記のセットされたコードで作業マスターを見に行き、受付ヘッドで確定されている車種の指数を用いて工賃を算定します。
複数明細の対応として区分に『+1』を行い、作業マスターに登録されている場合には逐次展開処理を行います。
D. 2つ目以降の指数が違う場合
C.の4.の処理で読みこまれたデーターの掛算区分が『1』となっている場合には、以下の手順で工賃を算定します。
区分に『9』をセットして再度作業マスターを読み込みます。
2個目以降の個数に今回の指数を掛算した結果と最初の指数を足し算した指数を基に工賃を算定します。
E. 特別な製品群の対応
製品群『Y…原因コメント、Z…コメント』は以下の対応として予約され製品群であり以下の機能があります。
コメントを各製品群毎に設定登録するのは労力及びディスク容量から問題です。
そこで、上記の特別な製品群はCO−STAR上では1つのみを登録しておき、受付処理では各製品群の影響をうけないようにしています。
入力された作業コードの上1桁が『Y及びZ』の場合には、セットする製品群はその車輌の製品群ではなく、自動的に『Y及びZ』をセットすることにより、共通したコメントを作成します。