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   『PY…支払管理』…費目とは
A. 費目について
PY…支払管理』には費目という入力項目があります。
この費目は一般会計で『光熱費』として一括管理されている項目を『水道代・ガス代・電気代』に細分して管理するのに使用されます
一般会計で摘要欄にその内容を登録して管理するにはこの細分化されたデータを管理するのは困難です。
経費削減を行う場合には各費目での発生を正確に把握する必要があります。
PY…支払管理』では買掛金のみならず、未払金の管理も一元処理するようになっています。この買掛金の対象データは以下の表のデータであり、連鎖元で処理内容に対応した費目を自動的に設定します。
番号 システム 処理内容 備考
FR…売上請求 外注・外注部品 注1を参照
KL…販売管理 製品・特装品 注2を参照
ST…在庫管理 材料勘定部品・受即部品        
RN…レンタル 借入商品・買入商品    
注1. 外注・外注部品は『FG…外注管理』が導入されている場合には、『FR/FG』のいずれかからの登録となります。
注2. 製品・特装品は『KL…販売管理』が導入されている場合には、『FR/KL』のいずれかからの登録となります。
未払金は『PY…支払管理』で直接入力するので、その入力処理時に対象の費目コードを入力します
B. 費目を採用しての経費管理
買掛金に関する分析資料は発生する各々のシステムで作成されます。又、各々のシステムはオーダー・エントリー機能を持ち合わせている関係で調達処理も行っているので二重計上の防止を行うことができます。
上記のことから、費目管理は未払金の管理をメインにしています。費目を使用する目的以下の通りです。
番号 帳票名 備考
部門費の予実管理の徹底 細分化を行う。
上記に基づき経費削減  
二重計上の発見 調達管理から行うのがベター
細分化のレベルは管理する単位を考慮しなければ管理のための管理となってしま恐れがあります。事務用消耗品を鉛筆・消しゴム等の詳細の単位で行うと入力するのに疲れてしまいます。
C. 『AC…一般管理』の科目では管理できない。
A.でも述べた通り、出金伝票のみで未払金の管理を行っていると、各購入先の所属長の捺印がある伝票はそのまま出金され、請求先から二重請求がなされ場合に経理担当者が記憶している範囲以外はチェックが掛かりません。
科目での管理では、マクロな管理しかできず経費増大の要因を見つけるには苦労します。もちろん、摘要に関する項目項目で並べ替えて検索することもできますが良い対処とは言いがたいです。
やはり、費目毎にデータを絞り要因分析するのが一番です。