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   PY…支払管理』…買掛金及び未払金の管理について
A. PYへのデーターの流れ
PY…支払管理』は買掛金が発生する各システムで処理を行うのではなく、各システムのデータを収集し処理を行います。
導入されているシステムのデータが自動的に『PY…支払管理』に流れて行き、データ収集されます。それ以外のデータは『PY…支払管理』の中で、登録作業を行います。
データの連鎖が行われているシステムは以下の通りです。
番号 システム 処理内容 備考
FR…売上請求 外注・外注部品 注1を参照
KL…販売管理 製品・特装品 注2を参照
ST…在庫管理 材料勘定部品・受即部品        
RN…レンタル 借入商品・買入商品    
注1. 外注・外注部品は『FG…外注管理』が導入されている場合には、『FR/FG』のいずれかからの登録となります。
注2. 製品・特装品は『KL…販売管理』が導入されている場合には、『FR/KL』のいずれかからの登録となります。
データ連鎖を行わないデータ【連鎖を選択していないデータ及び未払費用】は『PY…支払管理』の中で登録作業を行います。未払費用も管理することにより、買掛金のみだけではなく全ての支払関係のデータを管理しています。
支払に関するデータは『PY…支払管理』で一括管理するので各システムでは買掛計上のみを行い、データを連鎖しています。
一括管理を行うことにより、名寄せの処理も行うことができます。
B. 出金処理について
基本的に出金処理は登録されている出金日の数日前に一括処理【締日・末置月・出金日を計算機が自動的に判断しています。】することにより以下の作表が自動的になされ、その作表に基づき処理を行います。
番号 帳票名 備考
支払一覧表  
支払案内書 作表対象支払先のみ
銀行振込依頼書 どちらか一方のアウトプット
FBデータ
もちろん、支払処理後のデータを登録することで処理することができますが、この場合には入力作業が伴います。
計算機に登録されている支払先毎の登録項目(出金処理に関する)は以下のとおりです。
項目 内容 備考
締日 買掛計上期間の範囲 一般仕入先は同値
据置月 支払条件に関する項目  
出金日 出金処理する日 一般仕入先は同値
現金・手形 割合を登録しています。 最低手形額あり
現金・振込 現金・振込の区分を登録  
振込区分 振込手数料の負担の有無 振込みの場合
C. 通常以外の処理
登録されている支払条件以外の機能としては以下の処理があります。
番号 処理 処理単位 備考 留意
仕入値引処理 支払先 伝票に按分 注1
支払条件変更 伝票    
支払保留 支払先 実質伝票rP位  
保留解除 保留中のデータ  
特別支払【注2】 支払先 伝票に按分 注2
伝票    
注1 支払先単位で処理する関係で伝票の途中で処理が終了する場合、処理したデータと残りのデータの2件のデータが発生します。
注2 この入力には、金利減額・仕入値引・相殺・現金・預金・手形の内訳を入力します。