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   『FR…売上請求』…売上変更・売上取消について
A. 売上変更・売上取消について
締日更新・月次更新処理が終了していない場合は売上処理の前の状態に戻す処理としして『売上変更処理』があります。
この処理は『売上処理』を行なわなかった状態にします。
売上処理の反対の処理を行い、以下の4つの処理を行います。
番号 ファイル 処理内容 備考
納品ファイル 受付ファイルにデータを移した後、削除します。  
受付ファイル 納品ファイルのデータに基づきデータ作成します。  
台帳ファイル データを削除します。        
修理歴ファイル データを削除します。    
B. 締まっていた場合
基本的に締日更新・月次更新処理が終了している状態は前月分の帳簿が確定している状態であり、その確定された値を修正することはできません。
【但し、CO−STARでは締日更新取消処理が準備されていますので、締日更新処理の前の状態に戻すことが可能となります。…月次更新処理の場合は戻せません。】
【実例】…100円で売上処理したが、実際の請求は98円であった。
日付 処理 金額
02−02−21 売上 100
《当月売上金額》 100
02−03−02 売上変更 −100
98
《当月売上金額》 −2
《累積売上金額》 98
締日更新・月次更新処理が終了している場合の売上変更は上記の処理を自動的に行い、A.での台帳ファイルの削除の代わりに『赤』の台帳データを新規に作成しています。
番号 ファイル 処理内容 備考
赤納品ファイル 新規に作成します。 赤請求書発行用 
受付ファイル 納品ファイルに基づきデータ作成します。  
台帳ファイル 赤の台帳データーを作成します。  
修理歴ファイル データを削除します。         
上記の通りCO−STARでの売上変更は計算機で自動的に処理を行っているので、運用ミスを防止することができます。
C. 台帳ファイルの取り扱い
締日更新・月次更新処理が終了している場合には元台帳データ及び赤台帳データの双方の累積入金欄に請求残の値を登録しています。このことにより、両データは売掛金の管理としては終了した状態となります。もし、既に入金処理がなされている場合には、その額は自動的に過入金と見なされた処理がされます。
こぼれ話
ある建機メーカーの担当者が『お客は請求書をもらってから値引の交渉に入るので翌月は赤・黒の伝票を2回入力せねばならず大変です。』と言っていたが、最初の入力を考えれば3回の入力を行っていることになります。『元ネタがあるのに..』と嘆いていました。