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   入金個別消し込みについて
最初に
CO−STARでの入金処理は発生した注文番号単位に個別消込の処理を行っています。 そこで、なぜ個別消込を行こなっているのか、その理由、例外対策等を以下に説明します。
A. 個別入金処理画面
@ 第1画面で請求先の入力を行い、当該画面は第2画面です。
A 表示している画面は1行目に入金額を入力した結果です。
B 第1画面で電卓残(入金額)を入力していますと、入金残管理を行うことができます。
C カーソルを任意の自社bノセットし、『F3』を押すと、その自社bフ明細内容を検索することがで ます。
D 『F12』を押すと、立替金/個別請求残が表示されます。
E 『F9』を押すと、入金内訳の入力画面に進みます。【この入金内訳画面より、導入システムにより違いますが、一般 会計及び手形管理ステムに連動しています。】
B. 入金処理の種類と相違点
CO−STARの入金処理には上記の個別消込入金処理以外に一括消込入金処理・グループ入金消込処理も用意されています。
この一括消込入金処理は発生日順に自動的に消込みを行います。【一般市販のソフトと同様】
ところが、CO−STARでは一括消込入金処理では過入金が発生する場合の入金処理をつかさどり、過入金入金処理及びマイナス入金処理を対象としています。
C. なぜ、個別消込が必要か?
通常の残高管理は【売上額−入金額】で管理でき、又電算システム上一番簡単な管理手法です。
ところが、回収を担当する営業マン及び管理者は何の債権が残っいるるのかを把握する必要があります。
個別管理をしていないシステムでは集金一覧表は据置期間を設定していても単なる残高一覧表の域でしかなく、回収一覧表の作成を行うことすらできません。【車検等立替金が発生する場合は必要!】
D. どうして難しいのか?
過入金が発生した場合とか、マイナス入金による過入金が発生した場合の過入金入金処理が必要となりますし、ミスが発生した場合の入金削除処理以外に過入金取消や過入金入金取消のプログラムを用意しなくてはなりません。
こぼれ話
弊社の最近導入されたお客様が導入検討期間中に個別消込の機能があるソフトを探したが、1本もなっかたとの報告を聞いています。
確かに、筆者も20年間メーカーの電算室に在籍していたが、個別消込のシステムは1本も無かったし、必要性も感じていなかった。