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スプールからファイルを作成します。
@ 作成されたアウトプットから、Excelなどに再入力している作業から解放されます。
A 読み合わせ・突合せ・照合などの作業をExcelで行うことができます。
B ペーパーレスの1つのツールとして利用できます。
1] スプールの内容と同期している
作成するファイル元になるラインを表示し、その直下にフィールドの情報を入力するので、正確にしかも簡単に入力できます。
2] 1行198桁対応
1インチ15文字(198桁)の作表まで対応しています。
3] MAX6行で1レコードの対応
6行で1レコードの場合でも、各行に行番号を設定し、各々の行に独自のフィールド情報を入力することで作成できます。
4] グルーピングにも対応
@ グルーピングされてアウトプットされている場合でも、メインの行の情報も取得するようになっています。

スプール
注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番1 品名1 数量1
2       アイテム2 品番2 品名2 数量2

ファイル
注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番1 品名1 数量1
注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番2 品名2 数量2

A そのグルーピングされた空白にメイン情報以外の印字がある場合でも、メイン行のデータと同様の扱いをすることができます。

スプール
注文番号 取引先名 アイテム1 品番1 品名1 数量1
  (取引先コード) アイテム2 品番2 品名2 数量2

ファイル
注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番1 品名1 数量1
注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番2 品名2 数量2

5] ヘッド情報のデータも対応
@ ヘッダーの情報もメイン行のデータと同様の扱いをすることができます。

スプール
H 部門

注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番1 品名1 数量1
2       アイテム2 品番2 品名2 数量2

ファイル
部門 注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番1 品名1 数量1
部門 注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番2 品名2 数量2

A ヘッダー部分の取得可能行数はMAX3行です。
6] 複数行とグルーピングの複合対応
@ グルーピングと複数行設定の場合にも以下の通り処理可能です。

スプール
注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番1 品名1 数量1
      アイテム2 品番2 品名2 数量2
    合計件数 合計金額

ファイル
注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番1 品名1 数量1 合計件数 合計金額
注文番号 取引先コード 取引先名 アイテム1 品番2 品名2 数量2 合計件数 合計金額

7] 合計行の削除
@ 最終画面で識別文字の指定と前後の行数を入力することにより、部門での合計や最終合計の情報を省くこともできます。
A その場合に設定できる識別文字は4種類(4行分)です。
8] 機能の制限事項
漢字フィールドはシフトイン・シフトアウトの文字がフィールドの前後に存在しているので、その桁も指定する必要があります。
  シフトイン・シフトアウトを画面上に表示するには、画面上で『編集』→『設定』→『外観』→『ディスプレーの設定』→『DBCS』で、『so/si表示』を『はい』にしてください。
基本機能の制限
@ 明細種類(取り扱える行数)…6行
A グルーピングの段落数…6行
B ヘッド部分の情報取得行数…3行
C 合計情報の指示行数…4行
複数行指定(複数明細及びグルーピング)では、識別できる文字や記号及び位置のズレがなければ、正確に処理することはできません。なんらかの処理結果は得られるとは思いますが、意図した結果を得られない場合が発生する可能性があります。